簡単な解説
弦楽器で通常実現できない、平均率(均等率)以外の音律を実用化 するためのプログラムの簡易版です。
簡易版と言ってもJAVASCRIPTで小規模な多変数の最適化をしているので、それなりの負担がありますので
ご注意ください。もちろん計算はクライアントがわで実行されますので、あなたのコンピュータの実行速度が結果を左右します。
ミーントーンのように幅が大きいと収束は困難になり、BrowserをClashする確率も高くなります。
責任はご自身でお持ちいただくようにお願いします。
6コースの弦楽器上で、平均率以外の音律を、各弦の弦長を中点を動かすことなく変数として、
各押弦位置のリニア度を監視しながら,多変数の最適化(数値演算)を図るものです。
結果は各弦長、と60ポイントの押弦位置で表示されます。
欄の上の STRING LENGTH は平均率の上駒位置からの移動距離です。
たとえば「0.25」ですと、0.25ミリ弦長がのびる方向に移動。弦長全体では0.5ミリ伸張します。
まずは・・・
期待する音律の各セント値を用意してください。
その12音のセント値を最初のフィールドに入力します。この初期値は常識範囲内の値にしてください。
幅が25セント程度が収束を得る限界だと思います。単純な最速急降下を楽器に最適化しただけ ですので、無謀な初期値を入れたときには隣の谷に降りる危険があります。
一応平均率(このように簡単な計算をこれですることはないでしょうが)を含めて
代表的なものを5種類初期設定してありますから,そこから選ぶことも可能です。
つぎに、基本弦長を入力して
その下のボタンから楽器を選んでください。リュートはいわゆるルネッサンスタイプを設定しています。
より実用的に運用するためには、遠い押弦位置の対応には、係数の重み付けをしていただいてもよいでしょう
このソフトの運用から万が一損害が派生しても、著作者 西垣正信は責任を負いかねます。
いかなる場合も転載引用は不許可です
おことわり。私自身はヤングに近い音律を好んで使っています。
しかし、「古典音律教信者」ではありません。平均率も一種の仮想音律と 美しく優れたものだとおもいます。
なににもまして、演奏家が立派な演奏ができて充分なレパートリーがあることが、
大切だと思っています。〜〜音律でないと〜というような狂信には与しません。
もうしわけありませんが、思い込みの知識からのご質問にはお答えしかねます。
Change Herz to Cent(click) たぶん説明のようもないでしょうが。
音の周波数から最寄りの音名とはずれ値セントを引き出す機会は多いのですが、
そのたびに 関数電卓をたちあげるのはめんどう、
という事情でJAVA SCRIPT でつくった ものです。
単に周波数をいれると平均率の最寄り音程とそこからのセント値を返す だけのおバカものです。
ついでに、セントから周波数比への換算「Cent to Herz」もアップしておきます。
上記のものより一層シンプルです。チューナーなどで測定したセント値を単純に 周波数比に換算。
たぶん用途は楽器の弦長など修正などに使われることが多いとおもうので これでもよかろう・・と手抜きです。
Change
Herz to Cent(周波数を入力、セント値に変換)
Cent to Herz (上の動作の逆です)ョ
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