全部一人でニースから日帰りで出張したので、カメラ録音機は自粛
ニースにもどれば、いよいよ僕のバカンス、のはずでした・・。
南仏に二週間もいるのに横の地中海で半身浴もしていない。
バカンス前にニースから1車で5分ほどの山にあるアスプルモンの教会でバッハリサイタルです(上の写真)。
美しい響きの教会です。建物は十六世紀に再建されています。この辺りではとくに古いというわけではないです。
演奏はちょいと冒険だけれど、素直にショリアック先生の影響を表すことにしました。
幸い堅く重いプログラムだったのにお客様は立ったまま帰られない。ありがたいけれど、問題がある。
この教会は古過ぎてトイレがない。で、数曲アンコールをして、皆さんの健康のためにもう出ないことにしました。やさしいお客様です。
コンサート直後仲間たちと
左から、ベラルーシからバスに二日間(2時間の間違いではないです)乗って開演直前に到着した天才マンドリン娘ナタリャが左端、そ
ヌワイヨン音楽院の先生でボクの最初の生徒石井敏資君の奥さんのダニーちゃん。マントンの先生のサビヌ。
ニース音楽院の先生のアンヌソフィ、うしろがナタリャの先生で大家のニコライ(通称コラ!)。
前がアコドリニ親分先生その後ろ顔だけ、なのは友人のドルクア、隣のメタボは
来年ボクのアランフェスの指揮をしてくれる指揮者オーディベールさん。ボクの横は不良少年T。
あ・・肝腎の敏資君とアンリ先生はどこだ?
こんなにマンドリン奏者が三人もいる。 皆でモナコでマンドリン合奏大宴奏会をしよう、ということになりました。
あ、、あの、、ボクのバカンスは海は〜地中海は?
それにマンドリン合奏、て時々審査はするけれど、自分でやったことはないのですよ。コケてもしらんぞ・・
ソーズの村のコンサート
今日、7月22日はバカンス、のハズだった。でも一昨日、ソーズ村長さんから電話があって「リサイタルのブログラムはなににする?」、
あ、そんな約束をしたっけ・・げ。忘れていた。
不良少年Tも今日はグラスのギターフェスティバルでオープニングコンサートをするのでききたかったのだけれどな。
お迎えの車に乗り込みました。遠い・・ 村長さんが「ホテルも用意してあるから」と言ってられたのが理解できます。
アントルボーから山にアルプスに入って細い道をひたすら上り続けます。
会場の古い古いチャペルは響きもすばらしい。美しいところでした。車酔いで何を弾いたのか憶えていない。
でも満員で、演奏も皆とても喜んでくれました。
朝、鮮烈なアルプスの冷気に目覚めて、今夜のモンテカルロ トロカデロ マンドリン大ガッソウダン(といっても六人だけれど)の教会を目指して突っ走ります。
車のなかで今夜のために、日本の歌の編曲をする。ホントウに気持ちが悪い、
映画のTaxiでもこんな場面があったな〜。雪の残るところから、ぶっとばしてヌーディストの多いビーチを駈け抜けて到着。
敏資君の運転の車に乗り換えてダニーちゃんのナビで道に迷う!
モナコの上で道を聞くためにタバコ屋に飛び込んだら、やはり道にまよったドリニー先生アコ先生もそこで道をたずねているところに遭遇。
よかった! 皆が遅れるんならいいや。
GORBIOの教会は予想したよりずっと立派な教会でした。トイレもあったし。
カテドラルにちかい響きでした。
コンサートは前半は独奏は僕だけで(何故だ?!)、二重奏、三重奏。
これはすこし真面目にやりました。
後半は六人合奏、、でも全てが初見だったので録音はあるけれど曲名は知りません。
ステージで曲目でモメル場面も。配られる楽譜を順番に弾くだけ。
指揮は暇な人が合図をする、これが家族のように以心伝心。
ま、ときどき横の人の足を蹴って合図したり、アマチュアガッソウダンの気持ちが分かるな〜。
録音会社が入っていて、マイクを林立させてくれた、むっ。
初見の演奏はCDにしては売らないでしょうから、それは紹介します。
重奏はCDで売られるかもしれないから、最後の1〜2分程度だけを紹介します
ボクのソロは出版を許さないから全部載せておきます。
左から ナタリャ(マンドリン)、サビヌ(マンドリン)、ニコライ(マンドラ)、アコドリニ(第一ギター)、オイラ(第二ギター)、</p>
uギターは三台もいらない!」という意見に押し切られて、アンリ先生はコントラバスに、気の毒(うしし・・)
サビヌは体調をくずして高熱があったけれど、だれも気づかわない。
「アンタは熱があるほうが良く弾けるわよ」でお終い。オイラも車酔いだし、
朝六時の飛行機でジュネーブに行って協奏曲があるんやけれど、訴えても
「あ、そう、、もう寝ないで起きてなさいよ!」て、ま、皆、やさしいな。
早朝に飛んだジュネーブと食べ物については
http://www.koube.jp/2008france/2008ETC.html
講習会と雑談については
http://www.koube.jp/2008france/2008stage/Stage.html
大宴会 マンドリン合奏初体験のろくおん
ハ
ハ
後半の合奏は全員初見なので、
合奏の曲は知らないので曲名の多くは分かりません、不親切ですみません。
1曲目はサビヌとアコ先生のスカルラッティのトリオソナタ。全曲から三、四の
後半。
http://www.koube.jp/2008france/%A5%B5%A5%A4%A5%C8_2/Media/Scarlatti3et4.mov
バッハのアンダンテ。カテドラルの響きがキレイなのでこの曲にしました。
http://www.koube.jp/2008france/%A5%B5%A5%A4%A5%C8_2/Media/Monacoandante.mov
ナタリアとニコライの演奏。知らない曲、たぶん十八世紀のマンドリンオリジナルか?
http://www.koube.jp/2008france/%A5%B5%A5%A4%A5%C8_2/Media/NetMa.mov
ナタリアのソロ、ボクの伴奏でペートーベンのマンドリンのためのソナチネ 後半
http://www.koube.jp/2008france/%A5%B5%A5%A4%A5%C8_2/Media/Sonatina.mov
ナタリアのソロ、ボクの伴奏。だれかの気楽なマーチの最後。 最後の部分(ま、どこをとっても同じような曲だ)。
http://www.koube.jp/2008france/%A5%B5%A5%A4%A5%C8_2/Media/march.mov
サビヌとニコライとアコさんのラテントリオ
だんだん砕けてきてしまった。オイラは真面目なのに、こまるな。
http://www.koube.jp/2008france/%A5%B5%A5%A4%A5%C8_2/Media/SMAKOTrio.mov
汽車、、最後のほう・・ナタリアとニコライ
http://www.koube.jp/2008france/%A5%B5%A5%A4%A5%C8_2/Media/kisha.mov
モンテカルロ トロカデロ マンドリンガッソウダン(嘘) 総勢六人でも
みなウルサイ! ちがう 音が大きいのでしずかな日本の歌から、
「このへんに居る日本人(オイラだと言えよ)が編曲しました」とアンリ先生の解説、車酔いの曲や。でもナタリアもサビヌも感じが日本人みたいに弾いているな。
http://www.koube.jp/2008france/%A5%B5%A5%A4%A5%C8_2/Media/nanatunoko.mov
なにを弾くかでもめた! ステージでもめたのは初めての経験。
なんかのラグ。
http://www.koube.jp/2008france/%A5%B5%A5%A4%A5%C8_2/Media/rug1.mov
また ラグ、ナタリアとサビヌはバンジョに持ち替え、はじめて弾いたらしいけれどうまいものだ、、だんだん悪乗り。
http://www.koube.jp/2008france/%A5%B5%A5%A4%A5%C8_2/Media/Rug2.mov
日本の合奏曲、よくある日本のマンドリン合奏ですね。
六人で充分だな。
http://www.koube.jp/2008france/%A5%B5%A5%A4%A5%C8_2/Media/japon.mp3
最後はナポリのコマーシャルソング。ん、でもこのギターパートはけっこうむずかしいところがあるぞ。日本のアマチュアは本当に楽譜どおりに弾いているんだろうか?
http://www.koube.jp/2008france/%A5%B5%A5%A4%A5%C8_2/Media/NAPOLI.mov